任意整理後にクレジットカードは使える?|更新期限が来たらどうなるの

クレジットカードが心配 任意整理
この記事は約8分で読めます。

任意整理は債務整理の中でも、自分に対するダメージが少ない方法です。しかし、「契約を都合のいいように変えた」ことも否定できません。

当然、このことは信用情報機関に登録されるデメリットとなります。現在や将来のローンにどう影響するのでしょうか。

任意整理は自己破産などの法的整理と異なり、官報などに自分の住所氏名が載ることはありません。そのため、自分に対するダメージが少ない債務整理と言えます。

ただ、任意整理の対象となった金融機関などは、その人をブラックリストとして登録することになるのです。一度ブラックリストとして載ってしまうとおよそ5年間はリストから名前が消えないデメリットがあります。

ブラックリストとして登録される

ブラックリストとして登録されるということは、取引できる信頼性がないと判断されることです。簡単に言えば「信用できない人」と判断されてしまうのです。

ただ、クレジットカードを扱う信販会社系の信用情報機関では、任意整理をしてもブラックリストとして登録しないようです。そのため、クレジットカードで任意整理をしても問題が起きないと思われるかもしれません。

しかし、信販会社はクレジットカードにキャッシング機能がある関係で消費者金融系の信用情報機関からも情報提供されます。こちらは任意整理をブラックリストとして登録するため、結局同じことです。

現在返済中のローンはどうなるのか?

では、現在返済中のローンはどうなるのでしょうか。結果から先に述べると、任意整理の対象としていない限り問題になりません。

返済が継続していれば、他の契約で問題になっても一括返済などの条件には該当しないのです。

このように、任意整理では整理する借金と整理せずにそのまま返済を継続していく借金を自分で選ぶことができるのです。

返済を続ければ問題なし

このように任意整理と他のローン契約には何の関係もありません。任意整理は、整理対象の債務を選択できるメリットがあります。

そのため、自動車ローンなどのように返済が滞ると自動車を引き揚げられるようなローンは返済を継続することが多いです。

返済をきちんと継続していれば、他のローンで任意整理をしても引き揚げられることはありません。

気付かれないまま完済することも

このように返済が継続していれば、ローン会社は信用情報を改めて確認するようなことはありません。

そのため、任意整理をしても、全く気が付くことなく完済することがほとんどです。
ただ、自動車ローンのローン会社と任意整理をした金融機関が同じ系列であれば気づかれるかもしれません。

その場合でも、任意整理の効果は他のローンには及ばないので心配いりません。

将来ローン契約を結ぶことができるか?

では、将来のローンはどうでしょうか。すぐにではなくても、高額な買い物であればローンが必須になる場面もあるでしょう。自動車や住宅ローンなどが代表的なものですね。

これらのローン利用をしようとした際にも、いま信用情報にブラックリストとして登録されると不利になってしまうのでしょうか。

ブラックリストが消えなければ不可能

ローン契約をしようとする際、金融機関は必ず信用情報機関に照会をします。
照会することを承諾しないと申込をさせないからです。
そのため、ブラックリストに載っていると一発でわかります。
冒頭に述べたようにブラックリストに載っていると、自分の信用は地に堕ちますから、ローン契約は結べません。
実務上は、ブラックリストに載っていることがわかると、そこで審査を打ち切っています。

金融機関は複数の信用情報をチェックしている

金融機関が審査で照会する信用情報機関は一つではありません。先ほど述べたように、信用情報機関は一つではなく、金融機関は複数の信用情報機関に登録しています。つまり、登録しているすべての信用情報機関を紹介しているのです。

そのため、一度ブラックリストに載ってしまうと、そのデータが消えるまで新しいローン契約を結ぶことは絶望的だと言われるのです。

返済が苦しく滞納しがちなら

任意整理をしてブラックリストとして信用情報機関に載ってしまうとこのようなデメリットが生じます。ローンに限らず、クレジットカードの申込も事実上不可能です。

しかし、現在返済中の債務が苦しかったら、新しいローン契約を結べないデメリットより、自分の生活を正常化するメリットの方がはるかに大きいでしょう。

自分の生命、生活が最優先

生活していく以上、お金は大切です。そして返済が厳しいということは、生活の命綱と言えるお金が不足していることを意味しています。

借金返済も大切でしょうが、それ以上に自分の生活を維持して生きていく方がずっと大切なはずです。

同じ債務整理でも、任意整理であれば官報などに載らないため、他のローンには影響しませんが、自己破産などの法的整理は他のローンにも影響します。どうすべきかは改めて言うまでないでしょう。

専門家に相談して打開策を得る

このような重大な問題は、自分だけで判断できるものではありません。債務整理を専門とする弁護士は無料相談をしてくれます。できるだけ早く相談して、どうすべきかをアドバイスしてもらうことを強くお勧めします。

任意整理をすると「事故情報」として信用情報に登録されます。ただ、任意整理をブラックリストとして登録しない信用情報機関もあるようです。

しかし、金融機関が審査の際にチェックする信用情報機関は一つではありません。どこかの信用情報機関に登録してあると、審査は絶望的です。

クレジットカードがどうしても必要なら

任意整理をしても、クレジットカードが使えないと日常生活に困ります。電子マネーを使っている人はかなり不便でしょう。

でも、借金返済ばかりの人生から抜け出したいことも事実です。任意整理をしつつ、クレジットカードを使える方法はないでしょうか。

任意整理をするとその後しばらくの間はクレジットカードが使えないと言われます。大きな理由として信用情報機関に登録されてしまうことが挙げられます。

任意整理の対象となったクレジットカードが使えないのは当然として、信販会社は必要に応じて信用情報機関に照会をしていますから、任意整理がわかれば取引をしてもらえないでしょう。

信用情報機関に登録される

任意整理をすると信用情報機関に登録されると言われます。ただ、クレジットカードを発行する信販会社が加盟しているCICは任意整理をしても登録しないと言われており、ブラックリストになるかどうかは不明確です。

もっとも、信販会社は同時に消費者金融系のJICCにも加盟しており、こちらには任意整理がブラックリストとして登録されます。任意整理がブラックリストとなってしまうことは確かなようです。

更新も無理、期待できません

信販会社は新規入会の時だけ信用情報機関に照会するのではなく、更新の際などにも照会をしています。

更新の際に照会し、任意整理だったとわかれば更新してくれないのは当然でしょう。ただ、ごくわずかなレアケースではありますが更新の可能性がある場合が存在します。

必要に迫られたら…何とかカードを持ちたい

クレジットカードを何枚持っていて、その中には作ったものの利用していない休眠カードもあるかもしれませんね。

休眠カードは任意整理の対象にしていないでしょうから、引き続いて使えるのです。そのようなカードに限り、先ほど触れたように更新できる可能性もあります。

過去に全く使用していないカードの更新の際、使用の履歴がありませんから、信用状況を確認せずそのまま更新されるケースもあるようです。

また、ある程度支払が安定しており、勤務先が信用が高ければ、更新時にも照会しないこともあるようです。

家族カードを使わせてもらう

もっとも、任意整理をしたからといって、全てのクレジットカードがいきなり利用できなくなるわけではありません。

任意整理の対象としていない信販会社のクレジットカードは利用を続けても問題はなく使えるのです。また、家族カードを利用するという手段もあります。

もっとも、自分のクレジットカードを全て任意整理の対象としたら利用することはできません。ただ、家族カードの場合は信用情報機関への照会はないので新規に発行してもらい使えることになります。

任意整理後はいつまで待つのか?

任意整理後は一定の期間、信用情報機関に事故情報が記録されます。その情報が抹消されるまで新たにクレジットカードを作ったり各種ローンの利用ができなくなります。

では、クレジットカードを新規に発行できない期間はどの程度なのでしょうか。

基本は5年間

先ほど述べたようにクレジットカードの所有などが制限される理由は信用情報機関の存在です。そのため、登録期間を調べればいつまで待てばいいかわかります。

信用情報機関が債務整理をした後に情報を登録する期間は最長5年間です。解約後5年経過すると、その金融機関に関するペーシが削除されてしまいます。

5年経過するとすべてのデータが消え、信用情報を照会しても何も実績がない「スーパーホワイト」と言われる状態になるのです。

一度任意整理をしたカード会社は使えない

ただ、実際に任意整理をした信販会社は二度と取引をしてくれないでしょう。
信用情報機関のデータは5年で消えても、信販会社のデータはどれだけ残っているかわかりません。
会社の経理書類は10年保管が義務付けられていることから、顧客情報も最低10年は保管されていると思われます。
永年保存という場合だと、一生その信販会社とは取引ができはないということになるでしょう。

自分のケースではどうすべきか?

このように任意整理をしてからでも使えるクレジットカードがあれば、引き続いて使えるのです。しかし、更新の際に自分が任意整理をして経歴があることがバレると、任意整理をしていないにもかかわらず社内資料に任意整理の情報が載ってしまうでしょう。

弁護士の多くは任意整理をすると手持ちのクレジットカードをすべて解約することを勧めますが、こんな理由もあるのです。

自己判断は危険

このように信販会社にも社内事情があり、引き続いてクレジットカードを使えるかどうかはわかりません。

自己判断で使い続けたり、不必要に解約してしまったりすることもないでしょう。素人判断で行動するより、プロの知識を活用した方がいいことは間違いありません。

債務整理を専門としている弁護士

このような判断は、債務整理を得意とする弁護士などに依頼するのが一番です。このような弁護士は全国に多くいるので、ネットで探せば見つけることは難しくありません。

初回相談が無料のことも多いので、一度相談してみてはいかがでしょうか。任意整理をするとともにすべての信販会社に情報が伝わるわけではありません。休眠カードは任意整理の対象にしなければ使えるのです。

しかし、更新の際に任意整理をしていることがバレる可能性があるでしょう。弁護士は安全策としてデビットカードを勧めることもあります。

ただ、自己判断でやってしまうと後で後悔しかねません。債務整理を得意とする弁護士への相談をお勧めします。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました